2022年2月6日日曜日

Mac mini (late2014) に入れた SSD (Crucial) の Firmware アップデート

 今,Mac mini (late2014) を使っている。結構古いマシンなのだが,ストレージを SSD (NVMExpress) にするとそれなりに使えている。 現在,Crucial の CT1000P1SSD8 という P1 シリーズの 1TB のものを入れている。なかなかに調子よく使ってる。 これはインターフェースが NVMe (PCIe Gen 3 x4) というもので,基本的にボード上の PCIバスに直結して使うタイプのもの。コネクタおよび大きさは M.2 (2280) と表現される(幅が 22mm で,長さが 80mm だったかな?) この SSD に替えてから,ストレージへのアクセス速度が向上して,以前あったようなストレージへのアクセスでの待ち時間のストレスがほぼなくなった。

ちなみに Mac mini (late2014) に SSD をインストールする方法については 「せきねさん家」の中の以下の記事を参考にした。
 ・Mac mini 2014にPCIe接続のApple純正ではないNVMe M.2 SSDを増設する(準備編:PCIeスロット取り付け)
 ・Mac mini 2014にPCIe接続のApple純正ではないNVMe M.2 SSDを増設する(取付編:変換アダプター)
 ・Mac mini 2014にPCIe接続のApple純正ではないNVMe M.2 SSDを増設する(インストール・フォーマット編)

 今回はその Crucial の SSD の Firmware のアップデートを行った。これも独自に調べたわけじゃなくて,Macでサムスン製SSDのファームウェアをUSBメモリやSDカードで更新する(NVMe/SATA両対応)を参考にした。「せきねさん家」には感謝に耐えない…。

 Macでサムスン製SSDのファームウェアをUSBメモリやSDカードで更新する(NVMe/SATA両対応)では,サムスン製の SSD の Firmware のアップデートについて述べられているが,そのポイントは,
 (1) アップデーターの ISO イメージが配布されている(Windows か Mac か,という区別はないらしい)。
 (2) USB メモリを使う。
あたりかな?
 Macでサムスン製SSDのファームウェアをUSBメモリやSDカードで更新する(NVMe/SATA両対応)の中で Crucial も Firmware のアップデータの ISO イメージが配布されているのでいけるのではないか?と書いてあったので,さっそく試してみた,というのが今回のお話。
結果としては「うまくいった」。Mac mini (late2014) に入れた Crucial の NVMe M.2 の Crucial 製 SSD のアップデートがうまくできた。いやぁ,よかったよかった。

 で,「せきねさん家」の記事を見ればできるのだが,一応どうやったかの手順だけ箇条書きにしておこう(備忘録,という感じかな)。

(0) 念のために SSD をバックアップしておく(Time Machine)

(1) システム情報の「NVMExpress」で現在のSSDのリビジョンを確認
  今回は「P3CR010」だった。

(2) ネットで該当する SSD の最新のリビジョンを調べて,より新しいものがあれば ISO イメージをダウンロード
  Crucial なら ISO イメージなので,USB メモリを使ってアップデートが可能

(3) USB メモリを接続して初期化する(当然,中身は消える)
  ディスクユーティリティーアプリで,USB メモリの初期化を行う。
   ・フォーマット:「MS-DOS(FAT)」を選択
   ・方式:「方式」欄が出た場合は「マスター・ブート・レコード」を選択
  上記を選択して「消去」ボタンをクリック

(4) USB メモリの接続解除する(物理的にはつないだまま)
  ディスクユーティリティー上でマウントを解除
  (USB メモリ自体ではなく,1個下の「ボリューム」を接続解除する。

(5) USB メモリのデバイス名をメモしておく
   ディスクユーティリティーのUSB メモリの情報で,disk4 とあれば「/dev/disk4」がデバイス名
  ターミナルで下記のようなコマンドでもわかる。
   # diskutil list
  その際,USB メモリの容量を確認しておく。異なるデバイスを指定すると大変なことになる。

(6) スーパーユーザー権限で,以下のコマンドを実行して,ISO イメージを USB メモリに書き込む。
   # dd if=./Desktop/Crucial_P1_P3CR013.iso of=/dev/disk4
  ここで,ISO イメージはデスクトップにおいていた。
  → このディスクは読めません,と出れば正常 → 無視しておく。

(7) Mac mini の電源を落とし,OPTION キーを押しながら再起動
  → 作成した USB メモリを指定して起動させると,勝手に作業してアップデートが終わって,その後勝手に電源がオフになる。

(8) 電源をオンにして起動 → システム情報でリビジョンの確認をしておく。
  今回のリビジョンは「P3CR013」になっていた。

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