2009年10月2日金曜日

バイクでのカーブの曲がり方について

 バイク屋に行ってみた。理由は,事故って壊れたバイクの代わりのバイク(中古だけど)を購入するための書類(住民票)を届けないといけなかったから。そこで,ちょっと休憩がてらバイク雑誌を読んできた。読んだのは大きなマシンという名の雑誌(英語で言わないと...)。そこで新垣氏がハングオフや膝すりを勧めていた。そういえば最近ハングオフしてないなぁ。ということで,カーブの曲がり方の話をしてみましょう。

 私は自動二輪車の免許を取って最初に乗ったのがBros product IIってやつ。ホンダのV型2気筒400ccのネイキッドで,最近のVTR250や昔のスパーダみたいな雰囲気を持ったバイクだった。あのバイクはジムカーナによく使われていたようで,確かによく曲がった。気持ちいいぐらいに曲がった。あのバイクの時にはハングオフもしたし,時々ステップをガリガリ言わせていたものだった。その後,ZZ-R400に乗り,さらにホンダのSBB (CBR1100XX)に乗ってきたが,リッターバイクになってからはステップを擦るような乗り方はしてない。というか,リッターバイクやと,そこまでしなくてもいいや,っと思ってる。そこまでしなくても曲がるし,ステップをするってことは,それだけ滑りやすいしね。ちなみに私が走っていてこけたのは,事故を含めると4回3回しかない(4回3回もあるやん!)特に私が悪かった(ミスした)のは1回だけ。つまりは安全運転ライダーということやね。ちなみにミスはカーブでのミッションの選択ミス(シフトダウンをサボってしまった)だった。他の3回2回は,横から車が急に出てきたり,赤信号なのに急に車が動き出して左折したから,ぶつかってこけたのだった。

 追記:ステップをガリガリいわせてない,と書いたが,最近も時々足元でガリガリ言う時がある…。それでも全然怖くないので,もしかしたら少しはうまく乗れるようになったかも,と思っている(自惚れ??)

と,こんな私がバイクでカーブをどう曲がっているかを書こう (いいのか悪いのかわからへんけど)。
 私がいつも自分に言い聞かせている点は,(1) カーブに進入する前にしっかりと減速しておく,(2) エンジンブレーキを兼ねて,曲がり始める前にカーブに合わせたミッションに下げておく,(3) ミッション操作(シフトダウン)をサボらない,(4) しっかりと下半身でマシンをホールドして,下半身でバイクを曲げる,(5) ハンドルは積極的には動かさない,ということかな。他にもあるかもやけど,主に4点について書こう(ハンドル操作については後で追加した)。ちなみにここで書いたことはあくまで個人的な意見なので,ここでの記述どおりにしたから事故った,などと言われても責任はとれませんので,あしからず。ま,文章で書いてもなかなかわからないと思うが…。

(0) 前提について書こう
 ここで想定しているバイクは,ツアラータイプのバイクである。普段乗っているのはリッターのツアラーバイクである。そのため内容は,アメリカンやオフロード車には当てはまらないかもしれない。言い換えると,アメリカンやオフロード以外のバイクにはある程度当てはまると思う。そのつもりで読んでほしい。また,基本的に山道などのカーブをある程度の速度で走る状況を念頭においている。
 交差点など低速での曲がり方はまた別なのでご注意を。交差点など低速で曲がるカーブでは,(1) 止まりそうな時はあまり傾けずにいつでも止まれるように,(2) 2速で通過できそうな場合は,積極的な体重移動ではなくバイクのみを傾けて曲がるイメージで,曲がるのがよい(ハンドルで曲がるのではなく,バイクを傾けて曲がるイメージ)。その方が安全で安心に曲がれる。
 また,私の走り方はツーリングを念頭に置いており,それなりにキビキビした走りを心がけているが,峠やワインディングをガンガン攻めて走る,というものではない。回転数やギアの選択の話を書いているが,ガンガン走る人とはギアで1~2個,回転数で 数千回転の差はあるかもしれない。比較的おとなしめに走ることを念頭に置いている,と思って読んでほしい。ただし,おとなしすぎて後ろからあおられる,というたぐいの事はない。むしろ,先行車に追いついて困ることの方が多い。
追記2)大型バイクでのカーブの曲がり方で検索をかける方を見受けるので,追記を。実は,大型二輪でも普通二輪でも曲がり方に大きな違いはないと思っている。なにせ,SBB (CBR1100XX) で初めてワインディングを走った時に,なんてよく曲がるんやろ?と思ったぐらい,大型二輪の方が曲げ易かった印象がある。なので,ここに書いたことは大型二輪,普通二輪の区別はない。何か違いがあるとすれば,重いバイクの方がより積極的に体重移動しないといけないという点。しかし,それはライダーの体重とバイクの重さ(ほんとの重量じゃなくて傾けようとした時に感じる重さ。慣性モーメントと言えばいいのかなぁ?)との兼ね合いで決まるので,体重の軽い人だと大型二輪は曲げにくいと感じるかもしれない。ま,大型二輪と言っても重さは千差万別なので一概には言えないけど…。それでも,曲がる基本は同じなので大型二輪も普通二輪も大差ないはず。極端な話,自転車でも同じような体重移動で曲がることができる。しかし,車体が軽いので曲がりすぎて怖いぐらい…。

(1) どうやって曲がるのか?
 まずはどうやってカーブを曲がるのかを考えてみる(誰かの本の受け売りやけど)。バイクでカーブを曲がる時には,カーブに向けてブレーキとエンジンブレーキを使って(シフトダウンしながら)適度なスピードまで減速する。その際,フロントブレーキを主にして,リアブレーキを従にしてブレーキングする。さもないと,リアタイアがロックしたり,リアブレーキのパッドだけが異常に減ってしまって危険である。また,シフトダウンでどのミッションまで下げるかは,今から曲がろうとしているカーブの中で必要なギアまで下げる。シフトダウンは一気にやらずに,一個ずつ下げる方が安全(一個下げてはつないで,また一個下げて,またつないで…)。そして,カーブに入る直前に減速作業をやめるとほぼ同時に主にフロントブレーキを解除する。リアブレーキやエンジンブレーキは意外とカーブの途中まで使っていたりする),曲がりたい方向の斜め前方に向かってえいっと体重を移動してやると,バイクはくるっと方向を変えて曲がりだす。フロントブレーキを解除すると,それまで前方にダイブしていたバイクの姿勢がかなり通常近くに戻る(通常に戻ると言ってもいい?)。その際,フロントタイヤにかかる荷重が減り,一瞬バイクは曲がりやすい状態となり,体重移動だけでいとも簡単に曲がり始める。後はエンジンにかけるパワーを調節して,はみ出さないように,でも内側にこけないようにスロットルを調整して,曲がって行く。カーブの終わりが見えてきたら徐々にスロットルを開いていって,車体を起こしながらカーブの終わりに向かう,という感じ。ぐだぐだ書いてるけど,実際の作業はあっという間,って感じがする。
 教習所でもやらされたと思うが,曲がり始めの所でクラッチを切った状態だとバイクは全然曲がらない。また,曲がり始めのタイミングの時に加速中だと,これまたバイクはほんっとに曲がらない。逆にフロントブレーキをかけたまま(バイクが前方にダイブしたまま)でも全然曲がれない。一方で,緩いカーブならスロットルを緩めるだけでもカーブのキッカケにできたりもする。結局は,ブレーキングなどを利用してうまく車輪への荷重をコントロールして曲がるのがバイクと言う乗り物みたい。さらに,高めのギアで曲がろうと思ってもこれが意外と曲がらない。曲がり始めることはできるが,曲がり始めてからいまいち旋回がうまくいかない。どうもカーブの前半はエンジンブレーキなどで多少減速させながら旋回させているみたいな気がしている。高めのギアだとエンジンブレーキが効かないので,うまく旋回しないんだと勝手に思っている。うまく曲がれないのに無理やり倒しこむとこけそうな感じがして,下手すると誰かみたいにこけてしまう(ははは,こんな奴がいました)。

(2) 適切なミッションで曲がる
 上にも書いたが,曲がり始める前にミッションを適度なところまでしっかり下げておくのが大事。目安はカーブの中,あるいはカーブの終わりの立ち上がりの時に,パワーをかけれるギアまで下げる。下げすぎるとバイクが過剰に反応してギクシャクしてしまうので注意が必要。最適なミッションを選ぶのは慣れも必要だけど,ヘアピンやそれに匹敵するカーブは2速,ちょっと緩いカーブなら3速,もっと緩いカーブなら4速~6速という感じかな?カーブの手前までの減速時には,車で言うダブルクラッチを使って,1個ずつシフトダウンするのがいい。レーサーは一気に数段落としたり,カーブの中でもシフトダウンとかブレーキをいじれるけど,バイクの挙動が乱れるので慣れないうちはやめておいた方がいいと思う(慣れてくれば好きにしてもらえばいいけど…)。今も気にしながら走っているのは,カーブが見えた時にそのカーブに適したミッションを素早く見抜く,という作業。これを誤るとうまく曲がれなくて怖い思いをしたり,最悪の場合は,強引に曲がろうとしてバイクをこかしてしまうことになる。しかし,これは言葉で言うのは難しい。やっぱり慣れないと仕方ない。慣れてくると,道を見るとだいたいのカーブの感じはわかる。きついカーブか,緩めのカーブか,全然気にしないでいいカーブか,ってのがね。ただ,3速か2速か迷う時がある。そういう時には2速を選ぶ方がいいことが多い。落としすぎたら減速しすぎるだけやけど,落とし足りないと曲がりきれずに事故る可能性があるから。それと複合カーブがわからない時は怖い。複合カーブはカーブの途中で曲率がきつくなるカーブのこと(厳密には緩くなってもいいけど怖いのは後から曲率がきつくなる場合)。そんな時には,ぎりぎりで突っ込んでるととっても怖い目にあう。一瞬バイクを起こしてブレーキで減速してもう一度曲がる,ってのができればいいんだけど,それはなかなか難しい。となると,ミッションの選び方は多少安全を見越した方がいい。慣れた道以外はミッションは低目が基本。それと,リッターのバイクの場合,連続してきつめのカーブが続く時には,2速か3速で走り続けるのがいい。リッターバイクなら2速でもそれなりにスピードが出せるし,カーブではしっかりエンジンブレーキを効かせることができる。なので,シフトチェンジがいらない。まるでオートマ感覚。そうなると延々と続くカーブも全然しんどくなくなる。

 追記:ミッションについて追記しよう。カーブに合わせた適度なミッションを選ぶのはそうだけど,上り坂や下り坂の途中の場合は,フラットな場合よりも一個下のミッションがいいことが多い。下りだとしっかりエンジンブレーキを効かせないとはみ出しそうになるし,上り坂だとパワーが足りずにエンジンがしんどそうになったりする。かなり激しく走っている人は低めのミッションでエンジンの回転数を上げて走っているのであまり関係ないと思うが…。ただし,1速だけは気をつけた方がいい。バイクがあまりに過剰に反応して怖いから
 追記の追記:ネットで見ていると「後輪のトラクションを失わないように一個上のギアで低回転でカーブを曲がるのがいい」とか,「エンジンブレーキに頼らずに曲がろう」という文章を見ることがある。ここで私が書いているのと逆のことが書かれているのだが,それは高回転,低回転の定義(捉え方)の問題であると思っている。私は元々言うほど高回転では走っていない。レッドゾーンが 11000 回転のバイクに乗っていて,積極的に 5000 回転を越えるような回転数をキープして走ることは少ない(加速時に10000回転まで上げて楽しむことがあるし,減速時に回転数を合わせるために一時的に回転数を上げることはあるが…)。多くは 2500 ~ 3000 回転で走っているような気がする(リッターバイクなので排気量の小さなバイクには当てはまらないかも)。下の方は 2000 回転を上回っていればエンジンは止まらずに(ノッキングもなく)動くと思っている(上りだと厳しいかも…)。3000 回転を超えると急にエンジンがパワフルになると感じている。ここで言う「カーブの中でパワーをかけれるギア」というのは,旋回中にエンジン回転数が 2500 ~ 3000 回転付近になるギア,だと思っている。エンジンブレーキのかけ始めで 4000 ~ 5000 回転ではなかろうか?ギアを下げ過ぎるとエンジン回転数が高くなり,加速するにもエンジンブレーキとしてもパワーがあるためギクシャクしやすい。かと言って,エンジン回転数が 2000 回転を下回る状態だと加速したくてもパワーをかけれない。旋回中に 2500 ~ 3000 回転なら,パワーをかけ始めた直後はそれなりのパワーをかけれるし言うほど激しく加速されない。しかし,すぐに 3000 回転を越えて強く加速することもできる。どうも他の人が言う「一個上のギアで低回転でカーブを曲がる」という時の低回転域を,私は「ちょうどいい回転数」と表現しているような気がする。ご注意あれ。

 追記2:シフトダウン時の回転数について追記する。ふとwebを見ていたら,シフトダウン時にエンジンを煽る方法について質問しているページにたどり着いた。そもそも街中でエンジンを煽ってシフトダウンする必要など全然ない,という意見もみられたが,個人的には街中でも少々エンジンの回転数をあげてから(煽ってという表現好きじゃないなぁ)つなぐ方がいいと思う。減速時にブレーキだけで止まるのは滑りやすかったり,バイクの挙動が多少不安定になるので好きじゃない。なので積極的にエンジンブレーキを使う方がいいと思っている。その際,シフトダウンしようと思って,クラッチを握り,左足でシフトダウン(ギアを下げる動作)は簡単にできる(バイクのミッションは車と違って比較的簡単にシフトダウンできる)。問題はクラッチをつなぐ時。この時にエンジンとタイヤ側の回転数を合わせないと,クラッチをつないだ瞬間にギュインという感じで急ブレーキがかかる。乗り心地が悪いだけじゃなく,下手するとタイヤがロックして事故の原因にもなりかねない。また,早期にチェーンが伸びる要因にもなる。変な挙動を避けるにはスムースにクラッチをつなぐ必要がある。そのためにはシフトダウン時にはエンジンの回転数を合わせて(回転数をあげて)から,クラッチをつなぎたい。半クラッチでうまくやればいい,という人もいるかもしれないが,それはそれでクラッチに負担をかけそうだし,スマートじゃないので好きじゃない。実際にやってみるとクラッチを切る動作とシフトを蹴り下げる動作とスロットルを回す動作をほぼ同時に行っている。ちょっとだけ遅れてクラッチをつなぐ動作をおこなっている。うまくなるには練習あるのみです。
 また,バイクだとクラッチを切らなくてもエンジンの回転数を合わせればシフトチェンジできるから,クラッチは使わない,という意見もあった。個人的には賛成しかねる。時々クラッチとシフトチェンジのタイミングがずれてしまって,クラッチなしでシフトチェンジしてしまうが,その時は必ずガコンとかなり強烈な音がし,バイクの挙動が不安定になる。よっぽど上手く回転数を合わせられるなら知らないけど,普通はギアを痛めると思う。なので,クラッチは頑張って使いましょう。大型二輪ならワインディングでもシフトチェンジしないで済むので,クラッチ作業少なくてすむから楽です。

(3) ミッション操作(シフトダウン)をサボらない
 これがとても大事。何故って,1回だけミスしてこけた時もこれが原因だったから。(2)でも書いたけど,高めのギアで曲がろうとしても,なかなかバイクが曲がってくれない。シフトダウンをサボった時に限って,カーブが思いのほかきつかったりする。そうなると後は運を天に任せるしかなくなったりする。下手すると事故ってバイクはお釈迦になる。それを避けるには,作業をさぼらないで頑張るしかない。バイクを壊すか,安全に曲がるか?特にツーリングで遠くに行っている時には,絶対に安全第一でしょう。

(4) しっかりと下半身でマシンを曲げる
 これができるととてもカーブがラクになって楽しくなる。きっと皆さん教習所で教えられたと思うが,バイクに乗る時はタンクをニーグリップでしっかり挟みなさい,と言われる。アメリカンの場合はよく知らないが,多くのバイクは通常ニーグリップをしっかりして走る乗り物だと思う。ニーグリップがしっかりできていると,下半身でバイクを操れる。上体の移動も必要だけど,緩いカーブなら下半身の動きだけでバイクを曲げることもできる。きつめのカーブでも面白いようにバイクが曲がって行く。基本はハングオフの時と同じで,カーブの内側の足のかかとか土踏まず辺りでしっかり点で支え,外側の足の太ももや膝の辺りで線状にタンクを押さえること(両足でタンクをしっかり挟んでもいいですよ)。そうすると体がうまくバイクにフィットするし,バイクを思うように傾けることができる。ハングオフをしていてもいなくても,基本的には同じような足の使い方をすればいいと思ってる。たぶんこれは最初のバイクの時にハングオフをして遊んでたから身についたと思う。そういう意味ではハングオフは意味があったのかなぁ?最近はめんどくさいからしてないけどね。とにかく,ニーグリップはほんとに基本中の基本。それを練習するには,カーブがあまりない区間で,右手だけで(スロットルだけを持って)走る練習をするといい。片手になると自然と足で身体を支えるようになるから。教習所の教官がタンクと足の間に小枝の切れ端を挟んで落とさないように走れば練習になると教えてくれたが,あの方法は私には向いてなかった。だってそんなことしても全然足に力入らへんねんもん。片手を放せば必然的に足に力が入るはず。ま,人それぞれなので,いろんな方法を試して一番良い方法で練習しましょう。当然,練習するときに無理は禁物。無理して事故ったら意味がないから。練習するときには余裕をもってやりましょう。

 追記:ハングオフは全然してないみたいに書いたが,この間走ったら,意外とお尻を動かした方が曲げやすかった。最近バイクが変わったので,乗り方が変わってしまったかな?今のバイクは,ちょっとだけお尻をカーブの内側になる方に移動させる(椅子から落とすわけじゃないけど)と,曲がりやすかった。今のバイクは以前のと同じバイクやけど,マフラーが違っていて(純製からヨシムラの一本出しに変わった),そのせいで挙動が違っていると睨んでいる。ま,もう慣れてしまったからいいけどね。

(5) ハンドルは積極的には動かさない
 カーブの曲がり始めでは体重移動を使って曲がり始めると上に書いた。その際,ハンドルをどのように操作しているか,というと,私の個人的な感覚としてはハンドルに関しては特別な操作は何もしていない。積極的にハンドルを曲げたりしないし,逆にハンドルを固定しようとしたりもしない。体重移動することでハンドルを動かしてることになるかもしれないが,あくまで積極的なハンドル操作はしない。ブレーキングの解除と体重移動でバイクは面白いように傾いて曲がり始める。バイクを傾けると勝手に曲がる,という感じ。無理にハンドルを曲げてカーブを曲がろうとすると前輪がひっかかる感じでこけそうになると思う。交差点のようなきついカーブでは,体重移動ではなくてハンドルを横に押して倒すようにすることはある。でもそれは,ハンドルを曲げる,というよりは,バイクを傾ける操作として行っている。リーンアウト(だっけ?)の体勢に持っていくための操作である。交差点のような小さなカーブではバイクだけ傾いてもらって曲がる,という作戦である。ちなみに,アメリカンなどでは,ほんの少しだけハンドルを逆方向に切り,その結果としてバイクが曲がりたい方向に傾き始めてバイクが曲がっていく,ってパターンらしい。ま,結局はバイクを何らかの方法で傾けるとバイクは曲がる,ということみたい。

 (追記)ハンドルを逆向きに押していることについて書こう。これも本に書いてあったこと。この間走った時に思い出した。普通にカーブを曲がっている時には(カーブの中では),意外に感じるけど,ハンドルが切れ込み過ぎないようにハンドルを逆向きに押し戻していることが多いらしい。こじる,と本では表現されてた。よっぽど慣れないと一番いいスピードで曲がれないので(大抵はかなり遅め),カーブの中でハンドルはもっと切れ込もうとするらしい。それを手で戻しながら曲がってるらしい。確かに気にしてみるとそんな感じがする。ほんとはバイクはもっと曲がれるのに,それを妨げてるって感じ。できればスピードコントロールでハンドルに余計な負荷をかけないようにする方がタイヤにもカーブでの安定性にもいいらしい。特に,バイクに乗る時(特にカーブの時)に,肘が突っ張っていてはいけない。肘が曲がってないと,必ずハンドルに余計な力がかかっている。そして多くの場合はハンドルを逆向きに押している。肘を曲げることで,余計な力が減るので,バイクは自然に曲がろうとするのがわかる。私は未だに多くの場合,こじってるような気がする…難しいなぁ

 (追記2)バイクで曲がるのが怖い,という意見を時々目にする。 それはたぶん(あくまで個人的な思いつきなのであまり当てにならないけど…),ブレーキング中とか逆に加速中とかバイクが曲がりにくい状態で無理して曲がろうとしているとか,あるいは,ハンドルでバイクを曲げようとしているからではないだろうか??加減速のタイミングを間違えてカーブに入ると,一所懸命体重移動をしようとしても全然バイクが曲がろうとせずにとても怖い思いをすることがある。また,ハンドルで曲げようとすると,それはそれは恐ろしい。無理にハンドルで曲げようとすると,バイクの前輪が進行方向と違う向きを向いたまま路面にひっかかってコケてしまうと思う。うまく前後への荷重をコントロールして体重移動してやるとバイクは素直に曲がるし,体はバイクと一体になって曲がる感じがする。でもハンドルで曲げようとしたらこけそうになりそうな気がする。もしかしたら怖がってる人って,曲げにくい状態で無理に曲げようとしたり,車と同じようにハンドル操作で曲がる,と考えてないだろうか??バイクで曲がるの怖い,という人は一度確認してみてほしい。ま,楽しく曲がれれば,どうやって曲がってもいいんだけどね。

(6) どうしてもうまく曲がれない時は…
 うまくカーブが曲がれない時がある。それがライディングの技量の問題なら練習あるのみだが,マシンの調子や設定が悪い時にもカーブが曲がりにくい事がある。 例えばタイヤが偏って摩耗してしまった場合。 以前,紀伊半島でカーブばっかり走っていたら,前輪タイヤの肩の部分(カーブの時に接地する部分)のみが摩耗してしまったことがあった。 その時はタイヤの断面が綺麗なカーブ状ではなくて,三角おにぎり状になってしまった。 あの時は気づいたらカーブの調子が悪かった。ある程度傾けると急に曲がる感じになって乗りにくかった。 仕方ないので前輪のタイヤだけ交換したら,ハンドリングは見違えるようによくなった記憶がある。 他にも後輪がパンクした時も曲がりにくい(というか,曲がらない)。 かなり昔だが,高速道路に入って加速したらバイクが急に曲がらなくなったことがあった。 曲げにくい,というよりも,全然曲がらない,という感じだった。 バイクが直立不動状態,という感じだった。 バイクを傾けて車線変更しようと思っても,バイクは一切傾かなかった。 仕方ないので高速の路側帯に停めて,タイヤを確認してみた。 最初に前輪を見た。しかし前輪には全く異常は見られなかった。 そしてふと後輪を見ると,パンクしてタイヤがへしゃげていた。 後輪がへしゃげると断面がきれいなカーブではなくなるので,バイクは全然傾かない。 あの時はすぐ近くのサービスエリアに入って,電話帳で調べた近くのバイク屋さんに来てもらった。 たまたまインターチェンジが併設されたサービスエリアだったので,高速を下りて修理してもらった。 (まだETCがなかったので,スマートインターチェンジなんて無い時代だった…)。 他にもサスペンションの設定が悪いとバイクは曲げにくい事がある。 オイルの劣化などによって,サスペンションの沈み始め時のプリロード設定などがずれてしまうと,バイクは驚くほど曲がらなくなる。 起き上がり小法師のように傾けようと思っても立ち上がろうとしたりする。 そんな時はサスペンションの設定をいじらないといけない。 ここではサスペンションの設定に関しては記述しないが(ここに書けるほどはサスペンションの事を理解していない…), 必要を感じた場合はネットや本で調べてみてほしい。 ちなみに普段乗っているマシンはユーザーによるサスペンションの設定はできない…。何か自動で調整とかする機構があるのかなぁ?

さて,皆さんはどの程度うまく曲がれてますか?延々と続くカーブが楽しくなれば,それはちゃんと曲がれていると思ってもいいでしょう。楽しいことが一番大事だからね。逆にカーブが来る度に怖いとか,ストレスを感じるようならどこかに改善が必要なポイントがあるはず。このサイトが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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