2009年4月21日火曜日

レッツノートで無線LANが使えない,音が出ない

レッツノートを普段使っているが,この間,急に無線LANが使えなくなった。このレッツノートには無線LANのON-OFFスイッチがついていて,それをオフにして使い,その後オンに戻してもだめだったので,最初はスイッチの不良かと思った。接触不良かもしれない,と思い,オンオフを何度もやってみたが,復帰する気配がない。接触不良のようなトラブルなら,オンになったり,またオフになったり,という感じになるが,全く,全然オンになる気配がない。これは本格的に壊れたか?と思い,Panasonicに電話してみた。このマシンはマイレッツ倶楽部を通して買ったので,マイレッツ倶楽部に電話してみた。電話をしながら,ふと,これはソフトウェアの問題かもしれないと思い,担当の人といろいろ話をしてみた。担当の人は,ソフトの問題かハードの問題かがわからないなら,一度サポートセンターの人に電話をしてもらいます,ということになり,サポートの人からの電話を待った。

 しばらくしてサポートの人から電話があった。とても丁寧な対応。その担当の人に指示に従って,無線LANのチェックが始まった。まずは,無線LANのインジケータがタスクバーにあるのだが(イナズマっぽいマーク),それが×になっているかとか,ワイヤレスネットワーク接続で,周囲の無線LANネットワークを探しても何も出ないとか,Intel(R) WiFi Link 5100 AGNというネットワークアダプタを使っているが,そのプロパティの詳細設定(デバイスマネージャーで出てくる)で見てワイヤレスオンとなっているか,など。それらのチェックで単純なミスではない,というのが判明。その次の指示は,マイコンピュータの中のc:\util\wswitch\wswitch.exeというのを起動してみてくれ,というものだった。これはタスクバーの中のイナズママークを表示しているソフトなのだが,起動する度にインストールとアンインストールを交互に行うものだった。今回は「アンインストールする」というのが出ていたので,担当者の指示に従ってアンインストールした。するとアンインストールできた。担当の人が言うには,アンインストールできたということは,無線LANの電源は実際にオンだったはず。そうでないとアンインストールできないから,ということだった。これでソフトが原因の可能性が高くなった。そして再起動。するとちゃんと無線LANが働いていた。どうやらこのwswicthというソフトがおかしく,変に無線LANが使えない状態でロックされてしまっていたみたい。これで一個解決~。念のためにソフトは再インストールしておいた。

 さらに再起動の待ち時間に音がでない話もしてみた。すると,こちらもソフトの可能性が高い,ということで,さらにチェック。まずはFnキー+F1やF2を押すようにとの指示。やってみると画面の明暗が変わる。でも担当者によると画面中央にインジケータがでるはず。しかしそれがでない。音関係(F4, F5, F6)でも同様にインジケータがでない。これも無線LANの時と同様にソフトかもしれない,ということになって,今度はc:\util\hkeyapp\hkeyapp.exeを起動してくれとの指示。起動すると「インストールする」という表示がでた。おや?このソフトは起動していなかったみたい。これをインストールして,再起動すると,やったぁ,音が出た。どうやら,ミュートの状態でこのhkeyappを消してしまったみたい。で,ミュート状態でロックがかかって,音がでなかったみたい。
 いやぁ,家電製品のサポートですぐに,しかもちゃんと問題が解決したのはこれがはじめてかもしれない。やるなぁ,Panasonicのサポートくん。

2009年4月9日木曜日

FreeBSD: portupgradeとperl

再びFreeBSDネタ。今回はportupgradeとperlの話の続き。何かと言うと,perlのバージョンが上った時にモジュールを入れなおさないといけないけど,便利なコマンドないかなぁ?と考えていた。 数回前の投稿にそんなことを書いておいた。で,いろいろ検索してやっと見つけました。答えは
perl-after-upgrade
ってコマンド。これはPerl自体をアップデータした時に,モジュール類を新しいバージョンの方に移すためのコマンドらしい。 man perl-after-upgradeってすると英語で説明してくれるが,日本で説明を載せておきましょう。
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portupgrade等を使ってPerlをアップグレードした場合の処理

 (1) perl-after-upgradeを実行して,どのportに変更が加えられるかをチェックする。
   perl-after-upgradeに引数なしで実行すると,チェックのみ実行され,書き換えは行われない。
 (2) perl-after-upgrade -fを実行して,前述の内容を実際に実行する。
  ・問題が報告されている場合にはこの段階で修正する。
  ・操作できないパッケージがある場合は報告される。その際は手動で make deinstall と make install clean 等を行う。
 (3) /usr/local/lib/perl5/site_perl/5.8.8/の下にディレクトリだけ残り,他のファイルが残っていないことを確認する。
   もし,残ファイルがある時には再インストールするなどしてから,/usr/local/lib/perl5/site_perl/5.8.8 /を削除する(らしい)。
 (4) Perlを使ったプログラムが動作しているか確認する。
 (5) /var/db/pkg/*/+CONTENTS.bakといったバックアップファイルを削除する。
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実際にやってみたら,perlのモジュールのせいでうまくいっていなかった portupgrade が,確かに perl-after-upgrade -fの後はうまくいくようになった。やっぱり考えてる人はいるんやねぇ。