2022年2月22日火曜日

Mac mini Late2104 の SSD (NVMe M.2) 交換の覚書き

 1個前の投稿で書いた,Mac mini Late2014 に入れいていた NVMe M.2 2280 の SSD の入替えだが,一段落したので,備忘録を兼ねてうまく行った時の手順を書いておこう。

 ちなみに,SSD は ADATA の XPG GAMMIX S11 を Crucial の CT1000P1SSD8(P1 シリーズの 1TB モデル)へ,また別の Mac mini Late2014 で P1 シリーズの 1TB(CT1000P1SSD8)から CT1000P2SSD8(P2 シリーズの 1TB モデル)に入れ替えた。どちらも今のところ(2022/2/23 現在)うまく動いている。現時点での OS のバージョンは macOS Moterey (ver. 12.2.1) である。

(1) SSD の差し替え
 まず SSD を入れ替える。その際,気をつけないと SSD 締め付け用のネジがやられる。 実は今回ネジがやられてしまった…。仕方ないので,テキトーに動かないように厚紙を挟んでごまかしている…,いいのか??
(これについては,後日直径 2mm の長めのネジを使い,無駄にナットを使って長さを調整して解決した)

(2) SSD のフォーマットのためにマシンを起動する
 新しい SSD をセットしたら,まずはフォーマットしないといけない。 その後の復元作業を考えるとマシンの電源投入時は以下のようにするのがよい。
電源投入時に「option + command + R」で起動

こうすると,フォーマット用のディスクユーティリティの他,OS のインストールソフトも最新バージョンのものをインターネットからダウンロードしてくれる。 実は今回,深く考えずに「command + R」つきで起動し,OS のインストールをしようとしたら,なんと Yosemite(ver. 10.10)をインストールしようとした。 そのせいか OS X ユーティリティも SSD を認識してくれなかったし…。やはりこの辺りのソフトは最新のものがいいみたい。

しかし,「command + R」で起動した場合にどのバージョンの OS になるかは,どうやって決まってるんやろ? どうも,機種とか場合によるみたいやけど,実はわかっていない…,ははは。

(3) 「macOS 復旧のユーティリティウインドウ」でディスクユーティリティを起動
 option + commnad + R の起動後に出てくる画面は,Apple のサイト「ディスクユーティリティで Mac を修復する方法」によると「macOS 復旧のユーティリティウインドウ」というみたい。以前は「OS X ユーティリティ」という名前だった。その画面で,ディスクユーティリティーを選び,「続ける」をクリックすると SSD をフォーマットすることができる。

ディスクユーティリティー起動後に SSD 名(製品の型番,CT1000P2SSD8 のような番号)が見えていない場合は,
・「メニューバー」→「表示」→「すべてのデバイスを表示」
とすると,SSD 名,コンテナ名なども表示してくれる。

 2022年2月時点では,SSD の場合には「フォーマットはAPFS」,「パーティションマップは GUID」を使うのがいいみたい。 Apple のディスクユーティリティで SSD や HDD のフォーマットをさせるには「消去」を使う。フォーマットする,という文言はなかったように思う。なんともわかりにくい…。
 APFS フォーマットと GUID パーティションを選んで,適度なストレージ名をつけて,「消去」をクリックするとフォーマットが始まる。 フォーマットが完了したら,ディスクユーティリティーを終了(Quit)しておく。

(4) Time Machine による復元(最近はその前に OS のインストールが必要みたい…)
 「macOS 復旧のユーティリティウインドウ」に戻ったら,次に「Time Machine」で復元を行う。 復元は,復元元と,復元先を選んで復元を行うが,この場合って復元先は指定できたっけ? 忘れてしまった…。

 今回,最新の OS 用の macOS 復旧ユーティリティの Time Machine を使って復元しよとすると,Time Machine による復元の際に「Mac OS をインストールしてからじゃないとだめ」みたいに言われてしまった。以前はそんなこと言われなかったのに…。
 仕方ないので「macOS 復旧のユーティリティウインドウ」に戻り(強制的に戻らされた),「macOS Monterey を再インストール」を選んだ(2022/2 時点なので Monterey だった)。

 OS のインストールには 1 ~ 2 時間かかったような気がする。気づいたら終わっていた。 そして,自動で再起動されていた。 起動後,いきなり Time Machine から復元するか,と聞いてきた。 その際,最新のバックアップじゃない復元ポイントが提示されたことがあった。 その時には,その場での復元を諦め,一度仮の管理アカウントを作ってログインしてから,「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「移行アシスタント」を実行させ,そこで Time Machine から復元を選ぶといいみたい。

 復元時に管理者用のアカウントについては,パスワードの設定を求められる。一般のアカウントは,複雑なデフォルトのパスワードが表示されていて,最初のログインの時に全一般アカウントはそのデフォルトパスワードでログインしてからパスワードを各自設定し直せ,ということだった。

 これでなんとか無事に Mac mini が復活した。最近 SSD の具合が気になっていたから,これでうまくいくといいなぁ…。

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