バイクにナビ作戦(その3):ナビを購入に戻る
バイクにナビを付けたくていろいろ悩んだ挙句,最終的に
GARMIN 社製の
nuvi3770V を買った。今回はナビをバイクに付けた報告。
この後で防水機能がある RAM マウントの AQUA BOX MW を導入したが,ここではそれ以前にまずはナビを載せた時の状況を述べている。アクアボックスに関してはこの次で書く予定。
(より多くの写真を見たい人は
Matsup's Motorcycles を見てくださいな)
作戦としては,マウントは
RAM マウントの
nüvi 3770V 用ホルダー,
ホルダー専用ボール台,
3 インチ金属アーム,
2ボールハンドルバーベースを使ってみた。
固定位置は右ハンドルのブレーキレバーのホルダーと共締めでハンドルバーベースをつける。
その上のボールにアーム+ nüvi 3770V 用ホルダーを載せる作戦。
場所や向きは,メーター類が見えにくくならず,顔に近すぎず,ハンドルを切った時に当たらない場所を考えた。
大体はよかったが,唯一気に入らなかったのがナビの向き。
アームにはボールが付いている柱と干渉しないように両端に切り込みがあるが,
この向きが両端で同じ方向で固定されているため,融通が効かない。
そのため,ナビの向きが若干よそを向いていて,ナビを見る時に首をかしげないといけない感じになってしまった。
(後日,樹脂製だけど右と左の相対的な位置を変更できる
スイベルアーム (RAP-B-200-12U,樹脂製))にしてみた)

電源はバイクのバッテリーから取る作戦にした。
しかし,バッテリー上がりを防ぐ意味でもキー連動で電源ラインをオン・オフしたいと思った。
そこで,リレーを購入し,リレー駆動用電源としてキー連動のラインを探して使うことにした。
リレーはエーモン製の
リレー 4極 DC12V車専用 20A (No. 1245)を買ってみた。
また,nüvi 3770V は FM-VICS 受信のためにカーアダプターから電源を取らないといけない。
そこでニューイング製のシガーソケット
DCステーション シングル NSMS-002 を買ってみた。
リレー駆動用のラインだが,
CBR1100XX の場合は以前 ETC をつけてもらった時のヒューズを発見した。
どうやら右足用ブレーキペダルを踏んだ時にブレーキライトを点けるためのラインを使っているみたいで,
実際にキーのオン・オフに反応していた。
そこで,今回はその ETC 駆動用のラインから分岐させて,リレーを駆動する作戦にしてみた。
分岐には車用の分岐具(カチッとはめるタイプ)を用い,接合には基本的にギボシ端子と圧着端子を使った。
ブレーキラインから分岐させたラインをリレーの青線につなぎ,黒線をアースにつなぐ。すると,キーオンでリレーがオンになる。リレーの赤線はバッテリーのプラス側につなぎ,黄線をシガーソケットのプラス側につないだ。シガーソケットのマイナス側はバッテリーのアース側につないだ(あるいはボディに落とす)。作業する時はショートに注意し,グランド端子を最後につなぎこむことが必要。
作業の結果,最終的にナビをクレードルに載せると,キーのオン・オフに対応してナビの電源がオンになったり,
自動でオフにしようとしたりした。うまく働いていてよかったよかった。
ナビ用のカーアダプター等はRAM ホルダーの nüvi 3770V 用ホルダーの裏にステンレス製の穴あき板をはめ,
そこに耐候性がある結束バンドで固定した。
結束バンドはあまりきつく閉めると配線が痛むので,締め過ぎないようにするのがこつ。
FM-VICS 用の制御箱も同じ場所に結束バンドで固定した。
また FM-VICS 用のアンテナも一部をステンレスバーに固定したので,
ホルダーを外す時には FM-VICS 用アンテナも一緒に外さないといけない。
シガーソケットは結束バンドでステンレスバーには固定せず,
取り外し可能な小さなフックでステンレスバーにぶら下げるようにした。
そうすることで,ナビホルダーをバイクから外す時に,シガーソケットはバイク側に残せる。
また,FM-VICS 用のアンテナは,nüvi3770V に付属のケーブルクランプでメーター上のシールド部分に引っ掛けるようにしている。シールドの裏の部分なので,高速道路でも外れたりはしなかった。
防水はとりあえず簡易防水として,防水袋を被せる作戦にしてみた。
買ってみたのは
SealLine 製のエレクトロニックケース・オレンジ L 32077。
見た目以上にしっかりして,被せていれば雨は大丈夫っぽかった。
しかし,どうしても下が開いてしまうので,ちょっと不安が残ってしまう…。
(この後,ナビとカーアダプター等を RAM マウントの防水ケースに入れる作戦に変更した)
これでひとまずナビをバイクに固定することができた。
まあまあ良い感じにできたと思う。
実際に磐梯吾妻スカイラインと谷川岳ツーリングにつけて行ったが,大きな問題はなかった。
逆にナビがあることで,いちいち停車して地図を見る機会がほとんどなくなった。
これで快適なツーリングができるぞっ,と思ったが,やはり防水性能に不安があるので,
GPS ストアで RAM マウントの防水ケース AQUA BOX MW を買ってみた。(つづく)
(より多くの写真を見たい人は
Matsup's Motorcycles を見てくださいな)
バイクにナビ作戦(その5):AQUA BOX による防水化へ
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