つい先日,Intel community から下記のような Edison 用に新しく統合インストーラーを作った,とメールが来た。
Intel Communities Announcement: New Edison integrated installer launched. created by intel_jorge in Forums Today we launched a brand new Edison integrated installer. Please visit the Edison Software Downloads page for more info. http://www.intel.com/support/edison/sb/CS-035180.htm Announcement expires on March 13, 2015統合インストーラーということで,windows に Edison をつなぐためのドライバーや, Edison の firmware の最新版,Arduino 開発環境などを一度にインストールしてくれるものである。 個別にインストールしなくてもいい,という感じのものだった。 で,早速使ってみることにした。
まず,Intel Integrated Installer は 2015/3 時点で version が 2015.1.15 である。
使い方は,まずソフトウェアダウンロードのページから, 該当のインストーラー(Windows 64 Integrated Installer)をダウンロードしてくる。 2015/3 時点では,ファイルサイズが 21,581 kB だった。
そして,そのインストーラーを実行する。 すると,Java Runtime Environment がないと言われた。 そこで,Intel 統合インストーラーを一度抜けだして, Java Downloads for All Operating Systems に行き,windows 7 - 64 bit 用のインストーラーをダウンロードしてきた。 ここで,windows 7 - 64 bit 用のものは Online インストーラーはなく,オフライン用のインストーラーをダウンロードしないといけなかった。 で,とりあえず Java Runtime Environment をインストールしておいた。
そして,再び Intel Integrated Installer でインストールを再開した。
すると,今度は Intel Edison をつなげ,と言ってきた。 そこで,Arduino 拡張ボードとセットになった Intel Edison をつないでみた。
すると,次に進み,インストールする内容についての質問がきた。 デフォルトでは,
・Edison 接続用のドライバー,
・Edison の firmware のアップデート用の image ファイル,
・開発環境の Arduino IDE
がインストールされる,となっていた。 その他には,開発環境の
・Intel XDK IoT Edition,
・Eclipse
が選択可能になっていた。
とりあえず一度全部インストールしてみようと思って,全てにチェックをつけて先に進んだ。 すると,以下のように summary が表示されて,確認を促された。
Installation Summary -------------------------- Destination Folder(s): C:\Intel Space required: 3.5GB Download size: 795MB Following components will be installed: ・Intel Edison ・Drivers ・Update image ・Development Environment ・Arduino* Software ・Intel XDK IoT Edition ・Eclipse* --------------------------つまり,すべてをインストールすると,ホストコンピュータの容量を 3.5 GB 必要とするみたい。 また,インストール先はホストコンピューターの「c:\Intel」というフォルダになるらしい。
そして,先に進むボタンを押すと,インストールが始まった。 インストール用のファイルはダウンロードしてくるため,まあまあ時間がかかった。 作業中に見ると,確かに c: に \Intel というフォルダが作られていた。 また,Edison をつなぐためのドライバーもインストールされた。 しかし,なんと firmware のアップデートまで勝手に始めてしまった。 私の Edison の firmware は,repo を使って yocto の最新版 (yocto-standard) にあげておいたのに,勝手になにするねん,という感じだった。 しかし,最終的に確認してみると,firmware は更新されていなかった。 よかったよかった。 もしかしたら,ちゃんと firmware のバージョンを見てから更新するのだろうか?
とまぁ,こんな感じでインストールがなされた。 別に個別にインストールするのと中身は何も変わらない感じだった。 つまりは,あまりありがたみを感じなかった。 初めて使うときには便利なのかなぁ?
(Physical Computing (特に Intel Edison) における I2C による通信について(その1)に続く)
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